ひとりごと。

6月の田代島への渡航は前日晴天に恵まれた。猫を撮る場合はピーカンより薄曇りの方が毛並みがキレイに撮れるから好きなのだけれど、今回はドローンさんを連れて行ったのでこればかりはピーカンの方がありがたい。

僕が使っているドローンはDJI製のMavic Air。コンパクト設計で持ち運びに凄く便利。動画も4K30Pとそこそこキレイに撮れる。しかしその軽量が徒になるときもある。本来この時期の田代島は風があまり吹かない時期なのだが、今回は風速5m〜6mとやや強め。風向きによってはフェリーもそこそこ揺れる風量。地上では「今日は風があるな」程度だけれど、それが上空になると話が違う。50m、100mと高度が上がるにつれその強さを増してくる。当然「「強風」のアラートが出て、非力なMavic Airは流されていく。自撮りなどで楽しむ分にはこの程度のマシンで十分だけれど、本格的に空撮を行うにはちょっと非力かな。こればかりは現場で使ってみないとわからないんだよね。

いつも渡航前に「ここを中心に」と決めて行くのだが、今回はノープラン。しかも友だちと港で釣り糸を垂れながらながらのんびりと。まっ、そんな時があってもいいでしょう。

これだけこの島に通っていてまだ夏の田代島へは行ったことがない。次回は8月にでも行ってみるかな。

唐澤山神社「風鈴参道」特別納涼ライブ。

栃木県佐野市にある唐澤山神社では7月14日〜8月23日まで「風鈴参道」というこの連日の猛暑にはとても嬉しいイベントが開催されています。

写真はそのイベントの一環で7月22日に行われた「納涼ライブ」のひとコマ。ライブでは元女子十二楽坊のメンバー、二胡演奏者の霍 暁君(フオ シャオジュン)さんが登場。二胡の心地よいサウンドを楽しませてくれました。

こうして神聖な場所でオフィシャルで使って貰えるのは嬉しい限り。そしてなにより、表情の豊かな人を撮るのはとても楽しい。

風鈴も奉納させていただいています。唐澤山神社にお越しの際には探してくださいね。

ひとりごと。


NIKON D750+AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
1/2000s f2.8 ISO4500

「どんなカメラ使ってるんですか?」とか「オススメのメーカーは?」と聞かれることがあるのだけれど、カメラマニアではないので正直ようわからんとです(笑)おそらく趣味でやられている方のがその辺りは詳しいと思うし、俺よりすごい機材をぎょうさん持っていらっしゃる。はっきり言って写真は撮るけれどカメラのスペックには興味がない人間かも。

よく、知らないオジサンに機材を自慢されたり、あげくにレクチャーがはじまったりとか、非常に困る時がある(笑)ふーんそうなんだと聞いてはいるけれどウンチクは苦手なんだよね。あっ俺もオジサンだけれど(笑)

しかし、こんな俺にでも「こだわり」ってのがあって基本のレンズはコレ!と決めているものがある。それは標準レンズと言われる50mm。被写体との程よい距離感と、目の感覚に近いところが好き。人の目に一番近いレンズは35mmとも言われているが、俺の中ではこれが一番近いと思っている。35mmはどうしても歪みが出やすいので実はあまり好きではない。この辺りは好みの問題だと思うけれど。だから、こんな表現をしたいってのがない限り、ほとんどこの50mmで撮っている。レンズ自体も小型なのでレスポンスいいしね。

とは言え、出かける時はこの他にあと3本持って行く。サブ機にはオールラウンドに熟せる24-70mmのズーム。そして背景を広く撮りたい時用に15-35mm、ちと遠いな、近寄りづらいなという時用の70-200mm。俗にいう大三元と言われるもの。これだけあればいざって時に困らないので保険みたいなものだ。

あと、レンズを選ぶときのポイントとして、俺の場合、最短撮影距離を重要視している。ホント近いときには被写体との距離が1m以内の距離で撮る事が多いので、望遠系は別として近くに寄れないレンズは話にならないんだな。なぜ近さにこだわるかって?それは息遣いが感じられ、微妙な表情を収められるから。こう書くとなんかプロっぽいね。と自画自賛(笑)

カメラ本体って「最終的にどうしたいか」で決めていくものだと思っている。高けりゃいいってもんでもないし、自分で何を撮ってそれをどうしたいかを決める事が先決。そう、パソコン選びと一緒でそれからそれにあったものをセレクトすればよし。だからカメラ本体選びとレンズ選びは切り離して考えるのがいいと思う。

あーそうそう、最近24-70mmのレンズを入れ替えたのだけれど、でかくて重たい。本体と合わせると2.3kg。両手が使えれば問題ないが、片手には特製の猫じゃらし。さすがに筋トレを余儀なくされている今日この頃。。。